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ふやかす夜 [おっぽこ一番の思い出]

20090504 001.JPG

何もかも嫌になった
どうしようもないどうにかしたい
何かすれば弾かれ
何もしなけりゃ貶され
ぜんぶ私が悪いんだろと
不貞腐れながら家に帰る


寝転がったらふと気づくんだ
床のラグのあたたかさ
部屋の明るさ
うさぎの可愛さ

ペットボトルの緑茶の底に
苦い茶葉が残る

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赤いスリッパ [おっぽこ一番の思い出]

20090423 015.JPG

ただいるだけで可愛い
生きてるだけで嬉しい
何をしてもいとおしい
どんな時でも、とは
言いにくい時もあるけど
それが君で
そんな君じゃなきゃ
いけないのです




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影踏み [おっぽこ一番の思い出]

20090423 001.JPG

どうしても眠れない夜
不摂生の日々よ
エアコンの温風で
カサカサの指だよ

君が鼻先を近付けたら
電気が走ったらしい
飛んで逃げられた
撫でろと命令されたけど


付けたままのTV
いつしかのアイドルが
もうすっかり歳なのに
あの頃のままのつもりか
華やかな世界の人々も
時間の流れは平等なのね

なぜか安心してる
私に何の得もないのに

窓の向こうの闇が
誰かの不幸を食べたくて
口を開いて待ってる

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新しき年と [空の向こうの君たちへ]

20090413 032.JPG

何にもせずとも年は明け
新しくなる
そして私たちはまた古くなる

あの頃が遠くなっていく
それ程に想いは深くなる

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冬のそれは [おっぽこ一番の思い出]

20090413 023.JPG

季節の流れに追いつけない
年々ひどくなっていくようだ
気付いた頃にはとても寒くて
また風邪をひいてしまった

冬が来るのって
寒さ厳しいのって
こんなに突然だったっけ
君がいた頃の冬も
こんな唐突だったっけ

ああやだやだ
人はじっくりと老いていく

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鏡に映った君と

20090413 019.JPG

君と会話できたとしたら
いくつか訊いてみたいことがある

鏡ってのがあるんだ
何度か君に見せたんだけど
そこに映ったのは
自分だってこと
分かってたかな
分からなかったかな

分からなかったという前提でさ

あれは君だよって
教えることができたら
どんな反応しただろうかって

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とかげの仔 [頭の中に出てきたやつ]

IMG_9226.jpg

紫陽花も向日葵も
みんな散って
オシロイバナだけが
まだ夏の顔をしている

あの日の休日
公園は花々で溢れて
木々の緑も鮮やかだった

観光客がぞろぞろと
がさつな靴音を鳴らして
湿った土壌を荒らしていくから
青い光線が逃げ出した
雑草の間をくねくねと
素早く描いた流線形
その主は、とかげの仔

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綿毛の行方 [おっぽこ一番の思い出]

IMG_9329.JPG

夏のプラットホーム
線路の敷石の白が眩しい
汗が流れるのを感じつつ
予定時刻を過ぎても
まだ来ない電車を待っている

苛立ちを隠せない人の間を
アザミの綿毛が飛んで行く
迷子のようにふらふらと
落ちそうになっては
また浮き上がり
微かな空気の流れに押され
着地点はまだ見つからない

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夏に待つ [空の向こうの君たちへ]

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夏のお出かけ
前日の天気予報では
今日は曇りで少し涼しいと
報じられていたのに
まさかの快晴
強い日差しがジリジリ
地面が焼けて込み上がる
放射熱

紫陽花の写真を撮りに来たのに
これは多分もう咲いていないか
まだ見ぬうちに諦めかけて
仰いだ空には飛行機雲

そうだ
もうすぐ君の三回忌
わたしの誕生日の前に
夏の暑さが君を
私から奪い去ったんだ
いいえ
私が夏の猛威から
君を守ってやれなかった

痛いほど照り付ける日差しを
剥き出しの手首に感じる
あの時さぞ辛かったろう
暑かったろう
苦しかったろう

噴水の周りで遊ぶ
子供達の日焼けした
小さな細い腕と脚
真っ赤な頬
笑い声と水飛沫
光の粒が跳ね回る

頭の上は何処までも青空
その遥か彼方に住む君へ
痛みも苦しみもない清い世界
想い出のいとしき黒いフワフワ
その毛皮はもう暑くないよね
猛暑の空を渡って
涼しい顔して
三回忌には帰っておいで
熱い風を飛び越えて
この目に映らずとも
この部屋に遊びにおいで




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おやすみ [おっぽこ一番の思い出]

20090413 012.JPG

君の一日のはじまりは
太陽が一仕事終える頃
西日が窓を貫いて
片隅のケージを温めれば
干し草のいい香りに
君は身体を起こすんだ

そして外の世界では

空が緩やかに色を落として
さあそろそろ帰りなさいよと
合図を送るも誰も見やしない
今もう夜は闇じゃない

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